
こんにちは。高知家の女性しごと応援室、求人開拓員の山﨑裕巳です。
求人開拓員とは、企業や事業所を回って求人情報を集めたり、相談者の職場見学に同行したり、労働条件について交渉を行ったりもします。入職して7年目、企業と求職中の相談者の橋渡し役として、やりがいを持って働いています。
女性しごと応援室に入職したきっかけは、たまたま求人サイトで見かけた「求人開拓員募集」の文字でした。「どんな仕事だろう?」と思いながら応募し、採用担当者からお話を伺って、とても興味を持ちました。「明日からでも働きたいです!」と伝え、その日のうちに当時の室長と面談し、採用になりました。
最初は覚えることがたくさんあって大変でしたが、今では多くの企業の方々と関係性を築くことができ、相談者に合った仕事を紹介できたと実感できるようにもなってきました。
また、さまざまな企業や事業所と信頼関係を築くなかで、労働条件について相談に応じてくれるケースも増えてきました。
一例として、「子どもを保育園に預けるためには9時始業でないと難しい」という相談者の事情をご理解いただいたこともあります。その事業所では、朝礼に出てもらいたいという思いがあり、8時30分からのフルタイムの求人を出し続けていましたが、応募がない状況が続いていました。
相談者はその事業所の求人に興味を示していたため、私から相談者の育児の状況と、9時からの出勤でないと難しい旨を事業所へお伝えしたところ、お子さんが小さい間は短時間の勤務とし、朝礼の内容は出勤後に個別に伝えるということで折り合いをつけてくださり、無事に採用となりました。
その後、相談者を継続的にフォローする中で、子どもが大きくなるに従い時間的な制約が緩和し、短時間勤務である必要がなくなってきました。これまで培ってきた知識や経験を生かしフルタイムで働けるよう、私からも事業所にお話し、前向きにご検討いただいているところです。
今後、少子高齢化とともに労働人口の減少が一層進むことを考えると、この事例のように、働く人に合わせて柔軟な対応をしていかないと、雇用が成り立たなくなるかもしれません。女性しごと応援室では、企業向けセミナーも行っていますので、人事担当の方はもちろん、女性管理職等の方々にもご参加いただき、グループワーク等で他社の働き方に対する取り組みや、困りごとをお話しいただき、様々な気づきを持ち帰っていただければと思います。
また、就職のマッチングには、職場見学等で、事前に職場環境を知ることも大切だと思います。職場見学の際には求人開拓員と相談員が同行し、相談者の事情を理解し思いを汲んだ上で、相談者の思いやお人柄が伝わるように後押しします。職場の雰囲気や働く人たちの様子を間近で感じていただき、さらに担当者から直接お仕事内容を伺うことで、相談者の安心や、やる気につながっていると感じます。
その他、応援室に登録のあるサポート企業であれば、職場体験が可能な場合もあります。仕事内容が思っていたのと違う、スキルに合っていないなど、ミスマッチを防ぐことにつながります。
働いてほしい人と働きたい人の間に立って、双方をよりよい方向に導くことができた時はとてもうれしいです。
実は昨年、立て続けに大きな病気をして、入退院を繰り返しました。職場にも迷惑をかけましたが、治療・養生した結果、今年の1月にフルタイムで働けるまで回復しました。投薬治療を継続し、定期検診を受けながらも、今は元気に企業・事業所を訪問しています。
私は夫と子ども3人の5人家族ですが、病気をしたことでこれまで担っていた家事をみんなが手伝ってくれるようになりました。家族の自立を促すきっかけになったことはよかったなと思っています。
家族で遊びに出かけることもよくあり、他愛のないおしゃべりがストレス発散になっています。昔は、牧野植物園の年パスを買って、毎週のように家族でお弁当を持って訪れ、ピクニックをしていました。

今の牧野植物園は少し趣が変わりましたが、これからも家族で度々訪れたい場所です。

