高知家の女性しごと応援室通信

焦らず、急がず、待つことを大切に!

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こんにちは。相談員の藤本です。

仕事や働き方に関する不安や悩みを伺って、解決に向けて一緒に考え、次の一歩をご自身で選択して踏み出せるようにサポートしています。

私は以前、事務職員として働いていました。家庭と仕事の両立に悩み、一身上の都合で退職し、何か資格を取って再就職したいと考えていた時、知人からキャリアコンサルタントという資格があることを聞きました。ハローワークでキャリアコンサルティングを受け、「こんな仕事があるのならやってみたい」と思いました。実は前々から心理的なことに興味があったので、勉強して資格を取ろうと決めました。資格取得後、タイミングよくご縁をいただき、高知家の女性しごと応援室で働き始め、5年目になります。

相談員の仕事は、一人ひとりケースが異なり、それぞれ対応も違うので毎日が勉強です。相談者さんの個性や家庭環境、置かれている境遇などを踏まえ、その方の価値観や考え方を尊重しながら、ニュートラルな姿勢で丁寧に接することを心掛けています。

私は発達や心理に興味があり、「なぜそういう考えになるのか?」を考えるのが好きです。そこに答えはありませんが、その人に寄り添いながら探っていくことに、難しさと奥深さを感じています。表情、言葉、言葉の向こうにある言語化できていない何かなど、対話を通して少しずつ言葉にしながら整理していただきます。真摯に向き合い、ご本人の自己理解を深められるようサポートします。

相談者さんは、語ることでご自分の感情や考えが整理され、それが一段落したところで初めてこれから先のことを考える気持ちになれます。いろいろな選択肢について会話を重ね、「こうしたらいい」ではなく、ご自身の考えで動くこと、自律的に決定できるよう意識しています。そのためには、焦らず、急がず、待つことも大切にしています。

同時に、相談は「言語化する仕事」でもあり、相談者と同じ景色を描けるよう、時には抽象度を上げることで、本質を捉え、徐々に問題の解像度を高めていきます。相談者と異なる視野・視座・視点を持って次の展開を示唆することができなければ相談者の役に立てないと思っているので、私自身が成長し続ける必要があり、自己研鑽の毎日です。力不足だなと思うこともありますが、相談者さんの気持ちが前向きになっていくのが見て取れた時には、やりがいと喜びを感じます。

就職相談をするためには、社会・経済の動きや時代の変化を知っておく必要があるので、家事や通勤の時間にラジオを聴いています。

You Tubeを見るのも好きで、元日経新聞記者の後藤達也氏の「経済チャンネル」がお気に入りです。わかりやすい説明とファシリテーションの巧みさがとてもいいです!

政治家、企業の社長、大学教授などが出演し、現代の経済やビジネスについて語る「ReHacQ」もおもしろいのでオススメです。

週末は、運動と気分転換を兼ねて、ウォーキングをしています。山に登って降りて来る1時間ほどのコースで、マイナスイオンを浴びながら、季節を感じる自然の風景や街並みを見下ろす景色などを楽しんでいます。

澄み切った空気や木漏れ日の中でたっぷりと鋭気を養い、月曜日からの仕事に備えます!

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