高知家の女性しごと応援室通信

心が軽くなるお手伝いを

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相談員の山下由香です。「高知家の女性しごと応援室」に入職して10年。相談者さんのお話を伺い、就職につながるようキャリアコンサルティングを行っています。

専業主婦時代に終止符を打つ際、「自立したい」「人の役に立つ仕事がしたい」と考え、志望動機を明確にしてどんどん応募していきました。経験のなさが一番の要因で不採用が続いたころ、ハローワークの担当の方が「産業カウンセラーの勉強をしてみない?」と勧めてくれました。独身時代の少ない貯金を使うことは、とてもとても勇気が必要でしたが、自己研鑽になると思い切って勉強を始め、なんとか試験に合格。それがきっかけでたくさんの人と出会い、今の仕事へと繋がりました。あの時を経て今、就労支援の仕事に携わりながら、発言の影響力や、一歩踏み出す勇気の大切さを、しみじみ感じています。

相談で大事にしているのは、まず相手の話を受容し、否定しないこと。もともと私は馬鹿正直なところがあるので、そこは自然体です。そうやって徐々に、お互いに信頼し合える関係を築いていきます。相談者さんから、「今まで誰にも話せなかったことが初めて言えて気持ちが軽くなった」という言葉を聞くと、私でもお役に立てたのならよかった、と思います。

ご利用が長い相談者さんとは、もう何年ものお付き合いになります。来室されなくても、ふとお電話をくださる方もいらっしゃって、ひとしきりお話をされてから「また頑張ろうと思います」と電話を終えられます。話をすることでガス抜きにもなりますので、就労の継続のため、お仕事をされている方もぜひ利用していただきたいと思います。

もちろん、人と人の関わりでは相性が合わないこともあります。話をするのがしんどくなって、応援室から足が遠のいてしまうと、そこから先に進むのが遅くなるかもしれません。せっかく来てくださったのですから、そのような時は、「担当を変えてください」「他の方と話してみたい」と言っていただければと思います。なかなか言い出しにくいとは思いますが、よりよい相談のためには大事なことですね。 私は、相談業務以外では数年前からセミナー・イベントの担当をしています。スケジュールを立てて準備をし、本番が滞りなく進んでいくのを見ると、スタッフの一人として役に立てていると実感しますし、終了後のアンケート集計まで済ませれば、達成感があります。チラシ製作の腕前はまだまだ素人ですが、「Canva」の使い方を調べ、見やすく、わかりやすい情報発信を心掛けています。

休みの日は、子どもと過ごすか、ネコと戯れるか、SNSの動画を見ていることが多いです。これまでに保護ネコを4回迎え、現在我が家のネコは2匹。気持ちが通じるようになると嬉しいですし、ツンデレもかわいいです!19歳になるおじいちゃんネコは気心知れた相棒のような存在で、毎日玄関まで迎えに来てくれます。

この春、初めて成猫の女の子(推定3歳)を迎えました。

ものすごくビビリなので、一日のうち姿を見るのは数回、数分程度という感じ。現在進行形で関係構築中です!

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